この記事はエンジニアの懺悔 Advent Calendar 2018 - 16日目の記事です。
概要
データ再演ティストの@yuzutas0です。 若手エンジニアのための技術カンファレンス「Developers Boost」(デブスト)で登壇しました。
スライド: 事業成長をBoostさせるデータ基盤
主に以下のトピックに言及しています。
- どのようにデータを活用するか
- なぜデータ基盤が必要になるか
- どのようにデータ基盤を構築するか
- どのようにデータ活用を促進するか
過去登壇の再演(短縮版)となります。
交流会
前半はデータ基盤を担当すると辛いことも多いよねという相談を受けました。 「じゃあ何がモチベーションなのか」「どういう時にやりがいを感じるのか」をディスカッションしました。 話し合った結果「少しデータを整理するだけで無駄な業務が一気になくなってドヤ感がある」「データを使う人たちから感謝されたときは嬉しい」「色々な業務に顔を突っ込めるので好奇心を満たせる」といった意見が挙がりました。 このような等身大の感覚を言語化できたのは良かったです。 以前に下記エントリーを書いたのですが、キャリアやスキルの観点に寄りすぎたかなと反省しました。
後半は他の登壇者と(企業内)新規事業トークをしました。 新規事業においてはビジネス・アプリ・インフラ・機械学習といった様々なロールがあります。 データエンジニアリングは多様なロールの中心点にあると思っています。 アプリやインフラからデータが生成される。 ビジネスや機械学習でデータを利用する。 切っても切り離せないものです。 ではどのように連携すると効果的か、ということで話をしました。 以下のエントリーでまとめた内容と同じです。
実況(一部抜粋)
Developers Boost 【B-4】の登壇資料を公開しました! / 事業成長をBoostさせるデータ基盤 #devsumi #devboost - Speaker Deckhttps://t.co/qMp2Qo27uN
— ゆずたそ (@yuzutas0) December 15, 2018
スライド100枚以上!!#devboost #devboostB
— こやぴっぐ。 (@koyapig) December 15, 2018
#devboostB
— ライナス (@Linus_MK) December 15, 2018
事業をBoostさせるデータ基盤
ゆずたそさん、いつも資料が凄いボリュームになっているような、気のせいかな気のせいだよね。
データ基盤使われなくなりがちなのわかる、
— やる気びーむ ❤👩🏻💻 (@yaruki_beam) December 15, 2018
マメにヒアリングしたり少しずつ変えるのが良いのが伝わってくる🙆🏻
#devboost #devboostB
現場の一人ひとりが主役なので、そういう人の支援が重要。システムだけが仕事でない。データが活用されて事業がブーストする。 #devboost #devboostB
— そば太郎 (@_sobataro) December 15, 2018
ゆずたそさん、残り5分で発表スピードがブーストし始めたw#devboost #devboostB
— SADAYOSHI TADA🎉 (@tada_infra) December 15, 2018
事業をboostさせるデータ基盤の話をしていたらスピーカーがboostし始めた #devboost #devboostB
— 暗黒騎士 (@840_) December 15, 2018
完全に放送事故でした。大変失礼致しました…。 #devboost #devboostB
— ゆずたそ (@yuzutas0) December 15, 2018
懺悔
ということで見事にやらかしました。 何が言いたいのか分からない感じになってしまった。 登壇前日に書いたエントリーでは「準備が大切」と言っておきながら。
とはいえせっかくご参加くださった方々がいるのです。 その人たちに対して最高の価値提供をしたいわけです。 せめてもとTwitterや交流会でのアフターフォローを徹底しました。 以下アナウンスに加えて、実況してくださった全員に個別でメンションを送っています。
【B-4】放送事故のアフターフォローさせてください!!
— ゆずたそ (@yuzutas0) December 15, 2018
「資料のここを詳しく聞きたい」「こういうトピックでディスカッションしたい」などお気軽にリプライ・DMいただけたらと思います!!
「せっかくだし壁打ち相手にでもなってもらうか」くらいの軽いノリでお声掛けいただければ幸いです!!
思わぬメリットもありました。 これらのメンションをきっかけにして、コラボの種が見つかりました。 上手く話が進むかは分かりませんが、蒔かない種は刈り取れないですからね。
災い転じて福となす。 むしろ気軽に声を掛けてもらいやすい空気になったのだとポジティブに解釈したいです。 「あの登壇クソだったわ」と思った方は、ぜひ今からでも元を取るつもりで声を掛けていただけると幸いです。
反省会
まぁ失敗は失敗なので、以下反省文です。
前に「スライド150枚/30分」は達成したことがあるので、今回の「スライド100枚/20分」は行けると踏んだのですが、完全に外しました。 これからは無理のないボリュームで余裕のある発表ができるようにします。 メッセージをもっとシンプルに絞り込んだ方が良かったなと反省しています。
また、データ基盤に関しては「これがみんな共通の前提知識だ」と言えるものが少ないので、どこまで丁寧に話すべきなのか悩ましいです。 特に今回顕著だったのが「データ基盤の3層構造」についてです。 いつもならスライド1-2枚でさらっと説明していたのですが、以下のエントリーで丁寧に解説してしまったがゆえに「もっと丁寧に話したほうが良いのでは」という思いが頭を過ぎってしまいました。 なおさらメッセージを絞り込まないと、迷いながら話すことになりかねませんね。
ちなみに、自分の過去登壇の実績だと、以下くらいのボリューム配分が望ましいのかなと思います。
- 5分のLTなら「10個のWEBサービスを個人開発した話」(実際:5分枠)
- 20分の登壇なら「データ集計業務の勘所」「データの民主化とサービスレベル」「DevOpsとドキュメントデザインパターン」(実際:5〜10分枠)
- 50分の登壇なら「データ基盤構築と文化醸成」「エンジニアチームの立て直し」(実際:20〜30分枠)
- 10回講義なら「DataOpsの現場」(実際:50分枠)
うーん、改めて見ると、これはひどい。
おわりに
こんなアホでも登壇できたのだから、皆様も自信を持ってアウトプットしていけば良いと思います!